疼痛性感覚異常【CRPS、RSD】(とうつうせいかんかくいじょう)
交通事故によるケガの治療後に残った、皮膚の変色や腫れ、焼けるような痛みを、疼痛性感覚異常と言います。
疼痛性感覚異常で受診し、医師から「CRPS(複合性局所疼痛症候群)」と診断を受けた場合、後遺障害と認定される可能性があります。CRPSの中でも、神経の損傷がないものを「RSD(反射性交感神経性ジストロフィー)」、神経の損傷があるものを「カウザルギー」と言います。具体的な症状としては、疼痛(痛みのこと)、腫脹、関節拘縮(関節が動かしづらくなること)、皮膚の変化(変色や乾燥など)の4種類に分けられ、手や足に発症することが多いです。
治療中だけでなく、治癒やリハビリの段階で発症することもあります。事故から時間が経過するにつれ後遺障害の認定が難しくなるため、違和感を覚えたらすぐ医師に相談しましょう。