賃金センサス(ちんぎんせんさす)

厚生労働省が実施している「賃金構造基本統計調査」のことです。日本の主要産業に雇用される常用労働者について、その賃金の実態を労働者の種類、職種、性別、年齢、学歴、勤続年数、経験年数別などに分類して、平均賃金を公表しています。

交通事故の場合、休業損害や逸失利益の計算で賃金センサスを使用することがあります。
専業主婦や学生など、収入がない方が休業損害や逸失利益を請求する際は、賃金センサスにおける平均給与額によって損害額を算出します。